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【ビジネス】グーグル0円携帯がもたらしたモバイルショックから10年
2020/01/08 更新日本の携帯端末メーカーにとり2010年は、思い出したくもない1年だったことだろう。

グーグルの独自ブランドの新型スマートフォン「Nexus One(ネクサスワン)」が、価格ゼロ円で登場したのは今から10年前のことだった。

発表時はデザイン性に乏しい、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」には及ばないとの声もあった。しかし、数ヶ月後、その評価は一変した。なんと、グーグルが価格無料で独自携帯端末をユーザーに配布したのである。

打撃を受けたのが、日本の携帯端末メーカーだ。携帯端末1種あたりの開発費は当時、100億円以上と言われていたが、スマートフォンへの参入は海外メーカーに比べて遅れていた。

その中でグーグル携帯が、ゼロ円のばらまき販促を展開。スマートフォンへ流れるユーザーが加速し、日本の携帯端末メーカーの売上は激減した。そして、それまで一流と言われていた日本の携帯端末も、世界市場から見ればガラパゴスの中の幻想であったにすぎないことも知らしめられたのである。

あれから10年。

日本の携帯端末は、新機軸を模索し続けたまま、気がつけば失われた10年を迎えようとしている。それほどまでに、グーグル0円携帯がもたらしたモバイルショックは、大きかった。
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